当院では坐骨神経痛、オスグッド、シンスプリント、有痛性外脛骨、三角骨障害などのを得意分野としており、九州などの遠方からもたくさんの患者様にお越しいただいております。

オスグッド

オスグッド・シュラッター病

オスグッド治療は、当院でも最も自信のある症例のひとつにあげられます。


オスグッド改善動画をご覧ください!


オスグッドは小・中・高校生の、特にスポーツマンに多く見られる症状です。
また成長期に発症しやすいため「成長痛」とも言われております。
そのため病院では「成長痛は成長期が過ぎなければ治らないから、痛みのある時はできるだけ運動を控えるように」と指導されることもあります。


  • 症状は・・・
    ・膝を曲げようとすると膝の下に痛みが出る
    ・屈伸をすると膝がパキパキ鳴る
    ・屈伸をする時安定性が無くぐらつく
    ・膝が曲がらなくなる
    ・膝のお皿の下(脛骨祖面)が突出してくる
    ・突出した部分を押すと痛いので、地面に膝をつけない
    ・痛いし曲がらないので正座は出来ない

   症状が進むとほとんど膝が曲がらなくなり、脚が棒状になってしまう子もおります。

膝に何が起こっているの?
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太もも前面の筋肉は、ソケイ部(脚の前面の付け根)をスタートして膝かぶを通り、膝のお皿の下の部分(スネの骨の上部)に付着しています。

  • 膝を曲げるには・・・
    ①太もも前面の筋肉が伸びる
    ②太もも側面の筋肉も伸びる
    ③太もも背面の筋肉は縮む
    この①②③が同時に行われることによって、膝の曲がりが可能となります。


  • 膝下が突出してしまうわけは・・・
    オスグッドの場合、太もも前面の筋肉が何らかの理由によって伸縮性が損なわれ、縮んだまま無理に伸ばそうとしても伸びない状態になっております。
    そのため、膝を曲げようとすると、伸びない太もも前面の筋肉が膝下の筋肉の付着部を引っ張る形で負担をかけてしまいます。
    その繰り返しで、引っ張られている部分の骨が次第に突出して、更には剥離を起こしてしまうことになります。


  • オスグッドの原因としての一般的な考え方は・・・
    ・成長痛。成長期には急激に身長が伸びるので、その伸びる速度に身体がついていけず、筋肉や関節に負担がかかるために起こる症状なので、成長期がすめば治る。
    ・成長期の、まだ身体が出来上がっていない時期にハードなトレーニングを繰り返してしまうため、筋肉疲労が蓄積された上に更に疲労が積み重なって、疲労が限界に達した状態である。


  • オスグッドの一般的な治療法とは・・・
    ・患部(膝下)への電気治療
    ・患部のマッサージ
    ・温熱療法
    ・大腿部前面のマッサージ
    ・大腿部前面のストレッチ
    ・膝下のゆらゆら療法
    ・膝ベルトによる固定
    ・痛み止め
    ・湿布


  • 成長期には全員がオスグッドになるの?

   なりません!


JBMのオスグッドに対する考え方の違い

上記で述べた様に、オスグッドは成長期の子供たち全員に起こる症状ではありません。
成長期が始まる時期は人それぞれですが、成長期に入って1年間で20cm以上伸びる子でスポーツマンであっても、ほとんどの子はオスグッドにはなりません。



一般的に「成長痛」と言われておりますが、まだまだ成長期が来ていない子であってもオスグッドでスポーツが出来ない状態になっている子を当院ではこれまでたくさん診てきました。



オスグッドの原因は、「大腿部の筋肉の萎縮」というのが最近では広く知られる様になりました。
では何故大腿部の筋肉が萎縮してしまうのか?というところが問題です。
普通に考えると、毎日繰り返されるハードなトレーニングによる蓄積された筋肉疲労が原因だと考える方が納得いくかも知れません。
確かに単純に筋肉疲労が原因で大腿部前面が萎縮していたケースも稀にありましたが、当院の患者さんの大半は他に原因を抱えておりました。

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  • 原因その1・・・
    単純なオスグッドは、下肢前面と背面の疲労を取り筋肉の伸縮が正常に行えるようにするだけで改善されることもあります。
  • 原因その2・・・
    下肢のそれぞれの筋肉と連動する全身の筋肉に起こっている隠れた筋肉異常を取っていかなければ改善させることは出来ません。
    隠れた筋肉異常というものはただ表面的に筋肉を触っても出てきませんから特殊な方法によって筋肉異常を浮き上がらせなければそれを改善させることは出来ません。
  • 原因その3・・・
    3つめは特殊なオスグッドです。
    じつはこのケースが一番多いです。
    これは肉体的な施術を繰り返しても筋肉の伸縮が改善されることはありません。
    原因は人それぞれですが、その原因はオスグッドの患者さんに共通するものが多くありますので、その原因を突き止めることが改善のためには絶対条件となります。



オスグッドは、症状が進行して膝下が突出してしまった場合、膝の痛みが無くなっても、突出した部分が平らになることはありませんので、膝下が突出してしまう前に改善させることが重要です。

特に女の子のオスグッドは改善され辛いと言われていますので、膝が出てしまう前に治しておかなければ、大人になっても膝の下が出っ張ったままになってしまいますので、出っ張る前に治療されることをおすすめいたします。

当院が行っているJBM療法では、オスグッドの原因を特定し改善させるまでの治療法が確立されておりますので、早期改善が可能です。



オスグッド症例集


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