当院では坐骨神経痛、オスグッド、シンスプリント、有痛性外脛骨、三角骨障害などのを得意分野としており、九州などの遠方からもたくさんの患者様にお越しいただいております。

''五十肩''

五十肩

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五十肩の症状には3種類のタイプがあります。

  • 1つ目は・・・
    ・腕を上げなければ、それほど痛みは感じない。
    ・腕を上げようとすると、三角筋の周辺に痛みがあり、それ以上上げようとすると更に痛みが増すので上げられない。
    ・無理して上げようとすると上げられるけど、それでも正常な方と比べると可動域がぜんぜん狭い。
    ・前にも、横にも、後ろにも上げ辛い。


  • 2つ目は・・・
    ・自発痛(じっとしていても痛い)がある。
    ・可動制限があり、肩周辺の筋肉が固まっている。
    ・腕を上げる動作や、回す動作が硬い。
    ・夜間痛があり、うずく様な痛みが出るため、長時間仰向けで寝ることができない。
    ・症状の進行度合いによっては、肩を回すとゴリゴリ音がする様になる。
    ・前にも、横にも、後ろにも上げ辛い。


  • 3つ目は・・・
    肩関節のロック。
    ・基本的に肩周りの筋肉に硬結は無い。
    ・じっとしていても肩から腕にかけて重だるい。
    ・初期症状では、無理に腕を上げると斜めくらいまでは上がるが、それ以上は無理して上げようと頑張っても(痛みが無かったとしても)上がらない。
    ・症状が進行してくると、触診では肩周りの筋肉の萎縮は確認できないにも関わらず、無理に腕を上げようとしても、腕が肩の高さよりも上がらないくらい、肩周り全体が固まった状態になってしまうこともある。
    ・前にも、横にも、後ろにも上げ辛い。


なぜ五十肩になるのでしょう?

  • 五十肩の原因としての一般的な考え方は・・・
    ・肩の使いすぎ
    ・重い物を持つ作業による肩の筋肉の疲労
    ・肩関節の亜脱臼
    ・頚椎ヘルニア
    ・石灰化。腱板に石灰化(血液中のカルシウムが結晶となって沈着すること)が起きるため。
    ・老化


  • 五十肩の一般的治療法は
    ・薬で炎症と痛みを抑える
    ・神経ブロック療法。痛みを伝える神経に局所麻酔薬を注射し、その神経が支配する領域をマヒさせる。
    ・肩関節を動かす自分で行う体操
    ・理学療法士によるリハビリテーション
    ・重症のケースで、治療期間を短縮したい場合は手術。
    ・内視鏡を使って、関節の中の癒着を剥がし、関節の動きをよくする手術。


JBMの五十肩に対する考え方の違い

  • 五十肩は、肩の使いすぎによる筋肉の炎症で起こるわけではありません。
    特に今までとは何ら変わらない生活をしていたのに、肩に負担がかかる様な運動も作業もしていないのに、五十肩になることもあります。
    肩の使いすぎでこの様な症状が起こるのであれば、ウエイトトレーニングの様に高重量で繰り返し負荷をかけ続けるトレーニングはありえないことになってしまいます。

  • 五十肩は老化現象ではありません。
    40代50代を過ぎた人達みんなが同じ症状を持っていて、死ぬまでその症状が続くのであれば、それは老化現象と言えるかも知れませんが、そんなに長く続く四十肩・五十肩は見たことがありませんし、施術によって改善されます。

  • 五十肩は痛いのを我慢してリハビリする必要はありません。
    ロック現象がある場合は特に他動運動(自分以外の人に腕を持って動かしてもらう)はいけません。
    ロックしているということは、肩周りの筋肉の伸縮性がゼロになっているということですので、それをストレッチ的な運動で改善することはできません。
    「縮んでいるから伸ばす」という単純な問題ではありません。
    無理してリハビリしなくても、治った時にはちゃんと自由に動くようになります。

  • 石灰化と五十肩は関係ありません。
    エックス線写真を見れば石灰化が起こっているかどうかを確認することが出来ますが、石灰化があったとしても、それは肩の可動制限には何の影響もありません。これまでに「石灰化がある」と言われて来た患者さんであってもちゃんと改善できております。

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  • 原因その1・・・

・肉体疲労性の場合
肩に影響する全身各部位の(肩の連動ポイントに起こる)筋肉異常によるものです。
大半の五十肩はこのタイプですので、肩には原因はありません。
連動ポイントの筋肉には必ず硬結がありますから、それを弛緩させることが出来たら、その場で痛みも可動制限も改善されます。


  • 原因その2・・・

・肩のロックは無く、肉体疲労が原因ではない場合
一時的な症状ですので、何年も治らないことはありません。
原因は当然人様々ですが、疲労は無くても筋肉が硬縮を起こしてしまう様な、患者さんに共通する原因があります。
この場合、可動制限が出て、夜中にうずく痛みが出ることもありますが、施術と自己療法がありますので、この時期を乗り越えると自然と症状は治まっていきます。
注)症状がある期間は、野球やテニスなどの様な、肩の可動域を大きく使う様な運動や作業は極力控えた方がいいでしょう。そうしなければ肩周辺の筋肉や靭帯は萎縮しておりますので、断裂してしまう可能性が高いからです。一旦断裂した肩の筋肉(腱板)や靭帯は手術以外で修復されることはありません。断裂がある場合は、肩を回すとゴリゴリ音がします。


・肩がロックしていて、肉体疲労が原因ではない場合
肉体的施術で楽になりますが、それによって完全に改善されることはありません。
全ての患者さんに共通する原因があります。
このタイプもある時期を乗り越えると自然と症状は治まっていきて、肩のロックも解放され、ちゃんと動くようになります。

JBMでは早期改善のための方法がありますので、ご相談下さい。



いずれのケースであっても、JBMでは原因はつかめておりますので、リハビリによる無理な他動運動は必要ありません。
「痛くても無理にでも動かして(リハビリして)いないと、固まって更に動かなくなるよ!」というのが医学的な考えですが、動かさないことによってずっと固まったままという現象は起きません。
もしずっと動かない(固まった)状態であるならば、原因が解決できていないだけのことです。
たとえ何年間その状態であっても、原因さえ特定することが出来れば、改善は可能です。
今までの改善結果から言わせていただくと「動かさないでいたら、固まって動かなくなる」ということはありません。



_/_/_/_/_/ 五十肩の症例集 _/_/_/_/_/



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